リーヒマエンラシ／タマラ・アラジン／Rulla／花瓶

フィンランド語“Rullaローラ”は「巻き」と訳されます。
タマラ・アラジンによる1970年代のデザインです。

糸巻きのようなフォルムで、全体の曲線のデザインがとても美しく、オブジェとして飾っていただいても
際立つ存在感を感じていただけると思います。

底にあたる円形部分はアンバー色が映り込んで分かりづらいですが、約2.5cm厚さのクリアガラスなっています。

タマラ・アラジンは1959年にリーヒマエンラシに籍を置く前は、フライトアテンダントとしてパイロットと管制官の間でロシア語通訳をしていた興味深い経歴を持つデザイナーです。

1959年から1976年までガラスデザインに携わりました。1960年代のリーヒマエンラシの花瓶の約半分は彼女のデザインだったそうです。150以上のデザインを世に出したとも、それ以上とも言われているようです。

✳︎サイズ
高さ約19.5cm
上部直径約9cm
底面直径約11cm

✳︎コンディション
大きなダメージのない概ね良好なコンディションです。
・緑矢印が示す箇所に5mmほどの薄い擦れキズがあります。
・2枚のコラージュ画像は、花瓶のリムを内側に巻き込んだ形状になっており、その内側に
ある気泡です。外側表面は滑らかです。

- - - - - - -必読ください- - - - - - -
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★ コンディションは日常の照明、自然光で目視できる範囲での判断です。
★長い年月を経て受け継がれてきたヴィンテージの品々ですので、お示しした以外にも微小の傷、擦れ傷、軽微な使用感がある可能性が皆無でないことをご理解の上、ご購入ください。
★ 生産過程でのガラスのヨレ(皺)、気泡など、陶磁器の支柱痕、ピンホール、ペイントロスや飛びなどは当時の出荷基準をクリアしたものとご理解ください。
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