Baracuta Harrington Jacket Made in UK

G4

ハリントンジャケットを愛用した有名人の顔ぶれには、男らしさの代表選手団のような趣があります

アーノルド・パーマーはゴルフ場でこれをまとったし、ジェームズ・ディーンは『理由なき反抗』（1955年）のジム・スターク役をチェリーレッドのジャケットで強烈に印象づけました

エルヴィス・プレスリーも『闇に響く声』（1958年）でベージュ色の1着に身を包んだし、後にはスティーヴ・マックイーンも、『華麗なる賭け』（1968年）で演じた美術品強盗役で、ブルーのハリントンをジップアップした姿を披露しました

なぜ男はハリントンを愛する？

スティーヴ・マックイーンをはじめとする男たちが、1970年代イギリスのスキンヘッドの連中と同じ理由でハリントンジャケットを好んでいました

ハリントンは快適かつ実用的で、汎用性に富み、しかも軽量で、まったくもってクラシカルです

バラクータ社のハリントンは防水加工の綿とポリエステルの混紡を使用しています

そして、雨水が腰回りにかからないために、ジャケットの背面にはベントが配されています

こうして、トラスザーズがぐしょ濡れになることも防げます

マンドリンカラー（襟）がピンと立てられることも、男らしさを増します

しかもそればかりか、ハリントンジャケットには軍人との類縁もあるのです

スコットランドのラヴァト卿サイモン・フレイザーは家門のタータンチェック柄を裏地に使うことをミラー兄弟に許可し、それがハリントンの象徴的なディテールにもなっています

バラクータは、生産国や素材、デザインが近年合理的な方向へと変更がなされていますが、こちらは今では希少となる伝統的な『MADE IN ENGLAND』、Cotton100%のClasic Typeです

フロントもシングルジップでオーセンティックなVintage仕様

素材は綿100%
サイズ表記：40
肩幅約46cm
身幅約60
着丈約70

G9と同様にG4もバラクータの歴史を語る上で欠かせない名品であり、昨今ではヴィンテージ人気から若者からの支持も厚いアイテムとなっています
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